スポーツジムにはどのような種類がある?それぞれの特徴を掴もう!
「スポーツジムでトレーニングするぞ!」という気持ちがあっても、スポーツジムの中にも多くの選択肢があるため、「結局決められずに行くのをやめてしまった」といった方も多いでしょう。今回は、どのようなスポーツジムの種類があるのかと、その中で実際にどう選べばよいのかを、継続して通い続けるコツとともに紹介します。
スポーツジムの種類ごとの特徴
世の中には数え切れないほどのスポーツジムがあり、それぞれ特徴があります。ただ、スポーツジムを大きく分類すると、「公営ジム」「会員制ジム」「パーソナルジム」の3つに分けることができます。
公営ジム
各自治体が運営しているものです。マシンが豊富で利用料が安いという特徴があります。市や区が運営しており、規模の大小や設備の充実度に差があります。料金体系は1回ごとに使用料を払うという形で、1回につき500円前後と非常にリーズナブルです。利用者層と利用者の通う目的も非常に幅広いという特性も持っています。
会員制ジム
会員制ジムは、「コナミ」「ルネサンス」「ティップネス」など民間企業が運営している、大手フィットネスジムが代表的です。一般的に、入会金を最初に払い(ジムによっては無償のところもあります)、月額料金を払うことによってサービスを利用できます。多くの場合、スタジオやプールが設備されており、ゴルフの練習ができる設備を設けているジムもあり、利用できるサービスは幅広いです。
駅の近くや大型商業施設に併設されている場合が多く、アクセスがよく通いやすいというのも大きな特徴です。最近よく見かける「エニタイムフィットネス」など24時間年中無休のジム(以後24hジム)も、会員制ジムの部類に含まれます。24hジムの多くは、集中と選択によって前途したフィットネスジムと比較し、受けられるサービスは非常に限定的なものにはなります。
反面、利便性とコスト面での優位性が高いという特徴を持っています。基本的なトレーニング設備があればよく、どうしても深夜や早朝にしかトレーニングの時間を設けられない人や時間的制限に縛られたくない人は、24hジムが最適です。フィットネスジムと比較し、料金体系は似ているものの、提供するサービスを絞っているために価格は安く設定されていることが多いです。
パーソナルジム
パーソナルジムも民営企業が運営しています。専属のパーソナルトレーナーがマンツーマンで指導してくれるジムであり、効率のいいトレーニングの提供を売りにしています。個人の身体的特徴や目標に沿ったカスタマイズプログラムを提供しているため、料金は前途した会員制ジムより高い設定になっています。
会員制ジムと同じく入会金はありますが、月額での料金設定はされていません。短期に集中して結果を出すという特性もあり、2ヶ月間などの期間を設定し、その中で16回トレーニングを受けらえるといった形で料金設定されているジムが多いです。栄養指導も含め、個々に寄り添った手厚いサービスの提供を受けられることも、パーソナルジムを活用する大きなメリットとしてあげられます。
スポーツジム選びのポイント
ここまではスポーツジムの種類を紹介してきましたが、ここからはいろいろとあるスポーツジムの中から、自分に合ったジムをどうやって選ぶべきかを紹介します。最初に行うべきことは、「自分自身のスポーツジムに行く目的」を明確にすることです。筋肉をつけたい、痩せたい、健康維持したい、ヨガやダンスを学びたいなど目的は人それぞれです。
ただ、この目的を明確にすることにより、周りにたくさんあるスポーツジムの中から、最適なジムを選ぶ事ができるはずです。また、自分自身のライフスタイルに合わせることも、決める上での重要な要素となります。
筋肉をつけたい人
筋肉をつけて格好いい身体を目指したいという人は、公営ジムと会員制ジムのどちらもおすすめです。ただ、その中でもトレーニングに対する知識、時間的制限、予算なども考慮した上で最適なジムを見つけることをおすすめします。トレーニング中級者レベルになると、基本的な設備や機材があればトレーニングできるということもあり、コストを抑えるという意味で公営ジムか24hジムを選択できます。
一方で、インストラクターに教わることなど、より多くのサービスを活用したいという方は会員制フィットネスジムにするといった形で、どこにプライオリティを置くかを考えて決めましょう。
痩せたい人
どうしてもダイエットしたいという人には、パーソナルジムをおすすめします。パーソナルジムは、個々人の特性に合わせたカスタマイズプログラムを1on1で行うだけでなく、食習慣の改善や心が折れそうになった際の心のサポートなど、総合的なサポートを提供します。短期間で健康的に痩せるという目的を達成したい人にとっては、非常によい選択肢です。
健康維持したい人
健康維持、健康づくりを目的にしたいという人は、会員制フィットネスジムを選びましょう。もちろん民営ジムでも問題ありませんが、ヨガやダンスクラスに加えてプールなど幅広いサービスを活用できるため、飽きずに楽しみながら目的達成を目指せます。
スポーツジムに継続して通い続けるコツ
スポーツジムの種類を理解し、その中から自分に最適なスポーツジムを選ぶことができたら、あとは実行するのみです!ただ、最初はモチベーション高く通っていても、さまざまな理由から徐々に行かなくなってしまう人も多いです。トレーニングをする上で、継続できるかどうかが非常に大事なポイントとなります。では、どうしたら継続して通い続ける事ができるのか?継続できるコツを紹介します。
目標を明確にし、周りに口外する
まず、目標を具体的に設定する事が大事です。漠然とした目標でなく、「半年で10kg痩せる」「次回の健康診断の結果を改善させる」「履けなくなったパンツを履けるようにする」などトレーニングした結果が計測できる目的であると、よりよいです。
そして、その目標を周りに宣言しましょう。ソーシャルメディア上でもよいですし、親しい友人へでもよいです。心理学で宣言(コミットメント)効果という様ですが、周りに宣言することで「引くに引けなくなる」「やる気が上がる」という効果があるといわれています。無理のない範囲で目標設定し、周りに宣言してみましょう。
目標達成に向けたプランをしっかりと立てましょう!
目標が決まったら、あとはどのようにしてその目標を達成できるかを考えましょう。目標を達成できるスポーツジムの選択、毎週何回トレーニングをし、どのような種目を行うか?などを決めます。すべて予定通り進めるのは難しいですが、先が見えなく黙々とトレーニングするのではなく、ゴールまでの道しるべが明確だと、モチベーションも保てます。
今回、スポーツジムの種類と決めるポイントを説明しました。「これからスポーツジムに通おうと思っているが、どのように決めていいかわからない」といった方の不安や疑問を少しでも払拭できていれば幸いです。今回の内容をぜひ参考にしてください!