通う前に知っておこう!スポーツジム利用時の基本的なマナーとは?
「スポーツジムに行きたいけど、マナーも分からずなんだか怖い」と考えてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、どのようなスポーツジムであれ、トレーニングをする際に守るべき基本的なマナーは一緒です。基本的なことばかりなので、難しく考える必要はありません。ただ、非常に大事なことでもあるため、ぜひ覚えておきましょう。
スポーツジム利用時の基本的なマナー
まず理解しておくべきなのは、スポーツジムはみんなで共有するスペース・施設だということです。友達と一緒に利用することもあると思いますが、利用者の多くは一度も会ったこともない他人です。だからこそ、マナーが必要なのです。
といっても、周りの迷惑にならないように気をつけ、ちょっとした気遣いができれば問題はありません。具体的に気をつけるべき項目として、
・会釈だけでも挨拶はしっかりとする。
・適切な服装でトレーニングする。
・周りとは適切なスペースを確保してトレーニングする。
・器具の使用は、順番は守る。使っている人を急かさない。必要に応じてシェアする。
・周りの危険も考慮しつつ、正しく器具を使用する。
・器具を使用した後は、元の状態に戻す。
・うるさくしない。
・周りの人のプライバシーを守る。
・タオルを持参し、汗をしっかりと拭く。
などが挙げられます。
NG行動は?マナーについて詳しく解説!
上記で基本的なマナーについて簡単に触れましたが、ここではそれらを詳しく見ていきましょう。
適切な服装でトレーニングする
公共の場なので、過度の露出はしないよう配慮しましょう。最近では格好いい・かわいいウェアも多く出ているので、トレーニングする時のオシャレに興味がある方も少なくないでしょう。しかし、他人から見て目のやり場に困るような服装は着ないようにするべきです。
周りとは適切なスペースを確保してトレーニングする
周りと極端に密接した中でトレーニングを行うのは危険です。感染症対策の観点でもリスクがあることはもちろん、トレーニングをする際に適切なスペースが確保されていないと、集中することができず危険です。自分だけではなく、周りの人がどのようなトレーニングをしているか、しっかりと把握したうえで適切なスペースを確保してトレーニングしましょう。
器具の使用は、順番は守る・使っている人を急かさない・必要に応じてシェアする
ジムに入り、使いたいトレーニング器具が空いているからといって、一目散に使いはじめないよう気をつけましょう。人気のある器具は、たとえ瞬間的に空いていたとしても、その前から待っている人がいることが多いためです。一旦周りを見渡し、移ってこようとしている人がいないかを確認しましょう。そして、隣でトレーニングしている人などに「こちら、空いていますか?」といった形で確認してみることをおすすめします。
なお、順番待ちをする際、真横に立って待つのもやめましょう。空いたらすぐに使いたいと言う気持ちもあるかと思いますが、トレーニングしている側としては、真横で待たれるとプレッシャーを感じ、気持ちよくトレーニングすることができません。近くで違う器具を使うなど、ルーティーンを臨機応変に変え、使いたい器具が空くのを待ちましょう。
また、一人で長時間独占するのもよくありません。長時間の休憩、必要以上の過度の利用、複数器具の同時利用はせず、自分の決めたメニューを終えたら迅速に移動するように心掛けましょう。
周りの危険も考慮しつつ、正しく器具を使用する
正しく器具を使わないと、自分が怪我する可能性はもちろんのこと、周りにも危険をもたらす可能性があります。器具の近くに使い方が示されていることが多いので、事前にしっかり確認したうえで使用することをおすすめします。
器具を使用した後は、元の状態に戻す
使った器具を片付けず、そのままにしておくのはNGです。ダンベルを元のラックに戻す、ウェイトを取り外して最初の状態に戻す、座席の高さ調節など、次に使う人のことを考え、必ず最初の状態に戻しておきましょう。
うるさくしない
友達と大声で喋る、大きな声を出しながらウェイトをあげる、器具を大きな音と共に落とす(戻す)、大音量で音楽を聞きながらのトレーニングなどは、周りの迷惑となります。スポーツジムは集中してトレーニングを行う場所です。大きな音を出さないこともマナーの一つです。
周りの人のプライバシーを守る
他のトレーニングしている人を凝視することや、他人も含まれている写真を勝手に撮ることもNGです。ソーシャルメディアで投稿する人も多いと思いますが、写真や動画を撮る際は必ず気をつけましょう。また、プライバシーを守ることとは少しかけ離れますが、鏡を見ながらトレーニングをしている人がいたら、その前を横切るのもマナー違反だと覚えておきましょう。
タオルを持参し、汗をしっかりと拭く
汗がついたままの器具を放置するのもマナー違反です。器具だけでなく、床も汗で濡れていたら、ちゃんと拭いてから次に移るのがマナーです。スポーツジムによっては借りることも出来ますが、自分でもタオルを持参し、自分の汗はちゃんと拭く事を心掛けましょう。
スポーツジム利用時に他の人のマナー違反を見かけた際の対応
いくら自分がマナーに気をつけていても、他の人のマナー違反によって不快な思いをすることも少なからずあります。この場合は、スタッフへ報告し、スタッフの方から迅速に対処してもらうようにしましょう。自ら注意してしまうと、後々トラブルに発展する可能性もあります。スタッフからの方が素直に聞き入れる確率が高いので、対応をお願いするのが良いでしょう。
今回、スポーツジムにおける基本的なマナーを、NGマナーの例も交えながら説明しました。また、マナー違反を見かけた際の対処方法に関しても紹介しました。あらかじめマナーについての不安や疑問を解消し楽しくスポーツジムでトレーニングしましょう!